【TRPG】ばかな、俺に羞恥心などない!【天使大戦】

・・・とダディ並に言えたらいいなと思いつつ、照れの残ってしまう半端プレイヤーの幻鬼です。
そんな私ですが、久々にまともな男キャラの主人公をやりました。ちなみにこれの1つ前にやった男キャラはキャプテン・グルーバス*1。実は不安しかないような状態の見切り発車でした(笑)。簡単なキャラのプロフィールは以下の通り。


NAME:空鐘 伸也(そらがね・しんや) 男 15歳 身長:178cm
出自:天上人(上流階級の作法に詳しい) 境遇:トラウマ
クラス:ギアドライバー 
ナビゲーター:月陰 訃柚(つきかげ・ふゆ) 女 15歳 身長:140cm


エンゼルギアで主人公という時点でいつものオモシロ要素は、断じて入れるわけにはいかないので、いかにラブな恥ずかしいシーンをやりやすいかをコンセプトに作ったキャラです。ぶっちゃけ、連珠がGMの時しかやりたくありません・・・っていうかムリw。
元々は何年か前に連珠・マサキチ先生と一緒にAVGを作ろうとしてた頃の名残なキャラで、擦り合わせはすでに済んでいるようなものでした。その為かキャラクターの表現は今までの中でもかなりうまくいったほう・・・だと思っています。問題点もあったけどそれは後述。
事前に設定を詰めておいたのも吉と出たようです。バックボーンをしっかりと決めておくと、それに沿うようにキャラを演出していけばいいので、実にプレイがやりやすくなりますね*2。設定は以下のような感じ。
大会社の社長夫婦の間に生まれ、両親の情に薄い所や、大事の前に小事を切り捨てるやり方を幼少時から見てきているので、「何かを切り捨てること」を極端に嫌っている。また強がって見せてはいるが愛情に飢えており、「失うこと」への恐怖が人一倍強い。あまり表には出さないが、訃柚を大切に想い、また大きく依存している。
うーむ・・・改めて見ると、すごいエンギアらしい設定だなぁ(笑)。
まあこういう設定があったから、あーいったキャラになったわけです。参加者は恥ずかしいシーンでも思い出してふふんと笑ってやればいいじゃない。いいか、もう一度言うぞ!俺に羞恥心など(ry
ちなみにナビゲータについては何も言わんで下さい。し、仕方なかったんですよ。当時の僕たちは身長差カップルとか大好きだったんだよ!*3


と、まあ自キャラの裏話はこのくらいにして。連珠も自サイトで書いていたけど、色々と問題のあったセッションでもありました。なので、ここで私が思う各問題点を挙げていこうかと思います。まぁ遅いアフタープレイみたいなものです。本来ならセッション直後に言うべきなんだろうけど、あの状態で言うと何だか感情のままに暴言を吐いてしまいそうだったのでこのような形にしました。勘弁してつかぁさい(笑)。


問題点:連珠(GM)
まあ本人もよくわかっているようだったけども、準備は念入りにしよう。連珠のアドリブ対応能力は認めているし、素直にすごいと思う。だけどどんなGMでも、シナリオの基盤となる要素だけはしっかりと書き出しておかないと、必ずどこかで不協和音が出る。というより、それがないと1回ズレた後に修正が効きにくいのである。元となるものがそこに形としてあれば、ズレた方向性を持ちなおすのも容易になるのでは?と思う。シナリオの作り方は個人それぞれにやりやすい方法があるのだとは思うけど、準備の足らなさはTRPGにおける連珠の数少ない欠点だと思う次第。例の浪漫倶楽部(ぶおさ)セッションみたいなやつなら、割り切っちゃってるから問題ないんだけどね(笑)。
ラストの戦闘に関してはあまり気負わなくていいかと。問題ではあったけど、初めてマスタリングするシステムの戦闘バランスは調整しにくいからw。特にエンギアは戦闘バランス取るのがかなり難しいシステムだし。とりあえず今度からパトスチットの配布方法はルルブを厳守しよう・・・。


問題点:幻鬼(PC1)
前述した通り、キャラクター自身の演出に関しては特に問題はなかったと思う。だけど、それだけに「主人公をしっかりやる」という方にばかり意識が向き、周りが見えてなかった感がある。ナビやカナヤ(PC2)だけでなく、他のPCにも積極的に絡んでいくべきだったと反省。その所為か、司令(PC3)とアーデル(PC4)との絡みが非常に薄いままエンディングになってしまった。どうやったら他PCとスムーズに絡んでいけるのか、というのは今後の課題である。
あとカナヤに関しては、逆に絡みすぎてしまったかも。性格としては好対称にはなっていたけど、あそこまで一緒のシーンが多いと、ヒゲさんもやりにくい面があったことと思う。そのPCがメインのシーンに他PCがいる、というのはそれだけでメインを圧迫してしまう危険性がある。ここらも注意すべきであろう。


問題点:グレッグ(PC2)
前半〜中盤までのプレイには全くと言っていいほど問題なし。さすがはグレッグクオリティというべき活躍だったが、中後半〜エンディングで一気に問題に。グレッグのプレイに割と多いことなのだが、セッションの真っ只中で文句を言うのは良くない。また、自分の意に沿わない展開になったからといって、不貞腐れてGMに当たり散らすのも問題。GMに問題点があったのも確かではあるけれど、だからといってセッション途中で取って良い態度ではない。それらは全てアフタープレイで言うことである。
GMも人間だから、どうしてもプレイヤーの望む展開にならないことはある。しかし、そこでただ不満を漏らすだけでは何も変わらない。必要なのは、自分の望む展開へと持っていこうとする努力であり、文句を言うだけでは周りのプレイヤーやGMに悪感情を持たれ、ますます上手く行かなくなってしまうだけである。
不満に思ったことを抗議するなと言っているわけではない。ただそれを外に出すタイミングを考え、どうしてもその場で必要と思った時のみ言うようにしてほしい。攻撃的な物言いをせず*4、理由を明確にして意見を言えば無下にはされないはずである。
ぶっちゃけ、それさえなければプレイのレベルは高いんだからw。勿体ないよ?(笑)


問題点:湯透(PC3)
エンゼルギアのシステムにだいぶ戸惑っている感があった。まぁそれは初めてやるシステムだったのだからしょうがない。エンギアだし。
全体を通して一番目立った問題点は、「司令」というキャラクターを準拠しようとする余り、プレイングがかなり偏ってしまった点だろうか。確かにアクエリオンの「あの」司令は面白いキャラだし、湯透君らしいといえばらしいんだけど・・・まぁ、ぶっちゃけて言うと、もうどうやってこっちから絡んでいいかわかんなかったわけで(笑)。ネタとしては良かったけど、キャラとしてはどうかな?と思った。
元ネタありのキャラによくある傾向なんだけど、シナリオに合わせることができなかったり、自分でもどうやって動かしたらいいかわかんなくなったりすることがあるので、気を付けたし*5


問題点:明鏡止水(PC4)
問題というほど大きな問題はなかったけど、こちらもだいぶ戸惑ってましたねぇ(笑)。まあその最大の理由はエンゼルギアのシステムの特殊さにあるとは思うけど、明鏡君自身の傾向も理由の一つではある。例えば今回のキャラは完全機械化兵*6で男の子というめずらしい方向性だったが、それだけに作成した明鏡君自身がキャラの特殊さに振りまわされてる感があった。斬新な設定を付けること自体は悪いことではないが、それを扱い切れるのかどうかは事前にしっかりと検討しておくべきである*7。・・・ただ、こんなこと言っているけど、事前に検討しておいたからといって上手く行くとは限らないので(もちろん自分含め)、難しいところである。



・・・長くなったけどこんなところです。セッションが終わってからだいぶ間をおいて、きっちり考えを整理して書いてみたけど・・・どうかなぁ(笑)。今回はいい機会だし、かなり厳しめに意見を述べたので、各人反論などあるでしょう。随時受付中なので、そこのコメントなり、メッセなり、リアルなりでバンバン意見してくださいな。よっぽどの暴論や、拳・銃弾などでの意見は御免被りますが(笑)。
うーん、しかしほんと長い。所要時間も3時間近いし・・・。


次回は連珠がやっていた評価表でも作ってみますか。それより前に近況報告1回入れるかもですが。まー今回はだいぶマジメにいったので、次はなるべくネタを交え面白く行きましょう。
頑張れ負けるな力のかぎりぃ〜。

*1:スターレジェンドで作った、レーザーソード4刀流のサイボーグ。元ネタは今更言うまでもないw

*2:ただ決め過ぎるのもよくない。いざセッションが始まった時にシナリオのイメージが違った場合、取り返しがつかなくなるから。

*3:わかってますから^^とか言わないでw

*4:ここ重要。ヒゲ先生はこれでだいぶ損をしている気がする。

*5:まぁ、私で言うとハードレズとかねw

*6:ファルコンネン・マシーネン・ゾルダート。基本的に女性オンリーの種族。

*7:私で言うと以下略。